こんにちは、広報・受付担当トガワです。
早産に至る原因として、「感染」「頚管無力症」「多胎妊娠」などがあります。
この原因の中でも最も多いのは「感染」です。
上行性感染といい順に胎児へ向かって感染する経路が考えられています。
細菌による感染が上行性に進行し、炎症反応が波及していきます。
この炎症がある程度進行すると、頸管熱化、前期破水、早発陣痛の3つが引き起こされ、早急に早産に至るようになります。
歯周病になると、サイトカインや炎症プロモーターが過剰に生産されます。
このサイトカインや細菌がなどが血液の中に入り全身に流れると、子宮内に直接到達し、早産や胎児の発育を阻害するようになります。
妊娠中の歯周病治療による早産・低体重児の出産比率をグラフでみると、歯周病の治療で早産・低体重児が減少する可能性が高いことがわかります。
歯周病の予防や治療、口腔内環境の改善を行うことは赤ちゃんの将来を守るためにも大切なのです。