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天平ロマンに思いを馳せる

今年もとうとうカウントダウンが始まる月を迎えてしまいましたが今年1年どんな年でしたか? これが今年最後のブログなります。

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科技工士中村です。

2009年の世相を最も反映した「今年の漢字」に「新」が選ばれました。そして、今年10年に及ぶ改修が行われてきた奈良・唐招提寺が完成し音舞台が催されました。

私はその天平時代にはまっていた時があります。
この唐招提寺は孝謙天皇の支援を得ていますが、その孝謙女帝と道鏡との愛と野望の描かれた小説を読んだのが始まりだったのです。それからというもの本に登場する人物を追いかけて次から次にと本を読んで出来たものがこれなのです。  
   

天平ロマンに思いを馳せる  
天平ロマンに思いを馳せる   
これは何ですか?と聞かれたら15代から54代の天皇と時の権力者達のつながりを記したものなのですが、久し振りに見て私自身も驚いています。

読んだ本の数と制作時間を考えればこんなものよく作ったものだと我ながら感心しています。当時の事を思い起こせばまさに大作です。

今女帝制度の問題が浮上していますが、当時、女帝はけっこう存在していました。権力と野望そしてロマン明日死ぬかも知れない日々の中で精一杯生きている人々の姿とこの時代に憧れていたのを思い出しました。

天皇が人々の家から煙が出ていない事を心配して寺を建てるのを止めようと言った言葉に政の中にも思いやりが存在している感動を得ました。

現代はといえば数の論理の政治、全く情け無い世の中です。来年は明るい世の中になりますようにと祈るばかりです。

 良いお正月をお迎え下さい。

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