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嚥下障害の程度の評価方法①

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

嚥下訓練を行う前に、嚥下障害の程度を十分に把握する必要があります。

嚥下障害の程度の評価の方法には、簡易的に行える方法や画像を用いた方があります。

今日はその代表的な検査をご紹介していきます。

  • 反復唾液のみテスト
  • 口腔内を水または氷水で少し湿らせたあと、空嚥下を繰り返し行うようにします。

    ポイントは、喉頭挙上の状況を観察することです。

    喉頭挙上が1回おこなわれるごとに嚥下回数を1回とし、30秒間に何回嚥下が行われるかをテストします。

    30秒で3回以上が正常な嚥下といわれており、3回未満の場合は誤嚥の可能性があります。

  • 嚥下内視鏡検査(VE)
  • 内視鏡を用いて嚥下動態を観察する検査です。

    手軽にベッドサイドや住宅で行うことができます。

    とくに、咽頭、喉頭の動きや唾液の貯留を観察することができます。

    ただし、口腔相から食道相への一連の流れとしての評価がしにくいのが欠点です。

    では次回も嚥下訓練のお話しをしていきますね。

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    『がん患者さんの口腔ケアをはじめましょう』参照

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