こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は親知らずの抜歯のお話です。
今回の患者さんは遠方から来られた方で、以前当院で左上の親知らずを抜歯し、今回6年ぶりという久しぶりの来院でした。
左上の親知らずを抜いてから調子も良かったそうで、今回は右側の親知らずが上下とも腫れて痛みがあるということで、抜歯を希望され遠路からお越しいただきました。
部位を見てみると、右下は歯ぐきが腫れあがっていたので、まずは右上の親知らずから抜いていくことになりました。
上顎の親知らずは根っこが内側に向かって生えているように見えます。
CTを撮影して確認すると、やはり親知らずの根っこが横向きになっているのがわかりました。
歯ぐきを切開していき、手前の歯の根っこを圧迫しないように慎重に抜いていきました。
無事上顎の親知らずが抜けて、痛みもほとんどなかったということで下顎の親知らずも抜いていきました。
下顎の親知らずはまっすぐ生えてはいますが、下歯槽神経に非常に近い位置にあります。
無理やり引っこ抜くと神経管にも負担がかかるので、超音波器を使って骨から浮かせていきました。
下顎の親知らずもスッキリ抜けました☆
腫れていた親知らずが2本ともなくなり患者さんもホッとされたご様子でした。
お疲れ様でした。