こんにちは、広報・受付担当トガワです。
鼻がつまってしまったとき、呼吸をするために口を代用することができます。
口呼吸をおこなっているときは、度々無意識に口がポカンと開いてしまいますね。
さて、鼻は”呼吸器官と感覚器官(嗅覚)”の働きがあるのに対し、口は”消化器官と感覚器官(味覚)”の働きを行う器官なので、口は本来”呼吸器官”としての要件は満たしていません。
そのため、鼻で呼吸を行った場合と口で呼吸した場合とでは、体内に与える影響が大きく異なってきます。
鼻呼吸の役割
- 空気中のゴミを取り除くフィルターの役割
- 鼻内の粘液が空気中の細菌を吸着する
- 吸気に湿り気を与える
- 吸気を体温近くまで温める
- 脳を冷やす
口呼吸の場合
- 空気中のゴミがそのまま気管や肺に入る
- 細菌がそのまま気管や肺に入る
- 乾いた空気がそのまま気管や肺に入る
- 冷たい空気がそのまま気管や肺に入る
- 脳が冷えない
このように、口呼吸と鼻呼吸では体に与える影響がまったく違ってくるのです。
では次回はもっとくわしく口呼吸による悪影響をご紹介していきます。