こんにちは、衛生士イリエです。
お昼はすごく過ごしやすい季節になってきましたね♬
私は、今年インフルエンザになってしまいました…
日頃から体調管理には気をつけていますが、もう何年ぶり?ってくらいの熱にすごく辛かったです(;_;)
みなさんも気をつけて過ごしてくださいね☆
さて、前回の続きです!
今回は、口腔ケアを負担にしている事からお話します。
まず磨きにくい場所は、う窩の不良補綴物です。
こういった場合、すき間をグラスアイオノマーセメントなどで埋めるだけでかなり効率が上がるようです。
そして、歯肉の炎症。
出血をさせてしまい、そこからの感染も考えられます。
その場合、スポンジタイプのブラシを使い丁寧に行うようです。
また、ポジショニングは誤嚥を防ぐために極力座位で、頭部を伸展させないこと。
患者さまと同じ高さで上を向かせないことがポイントです。
義歯がある場合は、取り出して義歯の汚れもチェック。
食渣はスポンジブラシや口腔ウェットティッシュなどで「奥から前へ」掻きだすこと。
粘膜・舌の清掃では、柔らかいものを選び汚れを取り除くこと。
この場合も「奥から前へ」!!
乾燥がひどい時は、保湿ジェルの使用をすること。
多量に付着している時は、数日に分けて取ること。
患者さまへ負担をかけないように!!
歯の清掃では、基本は通常の歯磨き指導でかまいません。
食片圧入が多い時は、歯間ブラシが有効です。
容態が安定しているようなら、う窩がある場合は歯科医師に充填してもらうと清掃しやすくなります。
そして、うがいはできない場合もありますのでその時は口腔ウェットティッシュで拭きとること。
最後は、保湿ジェルを塗布して終了です。
たくさんの注意をしながら、口腔ケアは行わないといけません。
また次回続きをお話します(^O^)♪