こんにちは、衛生士イリエです。
気温の変化が激しいので体調の管理をしっかり行いましょうね!
さて、今回から口腔ケアの実際についてお話します。
資料にまとめられています。
①まず義歯の有無。装着している場合は取り外すこと
②義歯もきちんと洗浄
③口腔内は粘膜からゴシゴシはしない。奥から前へかきだすように
(スポンジブラシ)特にマヒがある方はその側を丁寧に
④舌も洗浄していく。表面を優しくこする。
1度ですべて取ろうとしないこと。
乾いているときは保湿ジェルを使ってふやかしてから除去。
⑤次に歯面へ。歯ブラシで順番に1,2本ずつ力をいれず付け根に沿ってゆっくりと。
穴のあいたところなどはかきだすように。
⑥うがいができる場合はしてもらう。
出来ない場合はスポンジやガーゼを使って…
これをふまえて私は共に勉強会へ行ったウサミさんとペアを組んで口腔ケアの実習を行いました!!
用意されてたのは表面麻酔(ジェルタイプ)とオブラート、オレオ(クッキー)、スポンジブラシ、歯ブラシです。
まず表面麻酔を片側にぬってオブラートを貼り、オレオを食べてもらいます。
マヒの状態を表現しているようです。
やはり食渣は大きく残っていました。
ブラシを2つ使用して取ろうとしましたが、なかなか上手く取れず思っていた以上に時間もかかりました…
うがいでできる患者さんであればある程度の汚れを外へ出すことができますが、うがいも困難になるとスポンジやガーゼで取らなくてはいけないので、またそこにも難しさを感じました。
次回は色んな口腔ケアの負担について書いていこうと思います。