こんにちは、広報・受付担当トガワです。
保険診療は、修復物として使える素材が、部位によって決まっています。
保険の金属の詰め物は金銀パラジウムというものが使われています。
金銀パラジウムとは、いわゆる銀歯のことです。
保険適応の金銀パラジウム合金は、「金の含有量が12%以上、それに加えて銀とパラジウムを含む金属」と規定されています。
金と銀とパラジウム以外の成分についての規定はありませんが、日本国内で使われている歯科金属はすべてJIS規格品なので信頼できると言って良いでしょう。
保険診療の最大のメリットは患者さんの経済的負担が少ないことです!
下顎の小臼歯の金属の詰め物での治療だとほぼ3千円程度の負担で可能です。
金属なので、耐久性も期待できます。
また、むし歯が小さく、十分に歯質が残っている場合には、白色の歯科用プラスチックであるコンポジットレジンという材料で詰めて治療できることもあります。
コンポジットレジンも保険適応なので、1千~2千円くらいの自己負担で治療が可能です。
ただ、この方法はケースを選ぶので、実際に診察してみないとわかりません。
保険適応内の治療をご希望の場合でも、素材に関してかかりつけの歯医者さんに相談してみてくださいね!