こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今年も余土っ子歯科健診の季節になりました。
伊藤歯科院長私の担当学年は2,4,6年生です。
去年1,3,5年生でしたからちょうど1年後の生徒さんのお口中を健診することになります。
今日は、その余土っ子2年生の160余名の歯科健診日です。
1時30分より保健室で始まります。2年1組から順番に5組まで見ていきます。
歯科健診前の歯磨きが行き届いているため、一昔のような給食の野菜が歯の間に挟まっている生徒さんはいません。皆、一生懸命磨いています。
また、担任の先生の指導が行き届いているため、保健室では私語をする生徒はいませんでした。皆さん順序良く自分の順番を待っています。
伊藤歯科では毎年3名のスタッフに健診の手伝いをお願いしています。
ひとりは私の口頭で言った結果を筆記してもらう係り、もう一人は生徒さんの頭を固定して開口を補助してもらう係り、最後の一人は大型ライトで生徒さんの口腔内を照らし、健診生徒さんの名前を確認し、間違いがないか確認する係りです。
どの3人の任務をとっても重要な責務ばかりです。手伝ってくれたスタッフに感謝です。
大きなライトに照らされ眩しいのと お口の中をミラーが入るのでなかなかお口を開けづらい生徒さんも中にはいましたが、ほとんどの生徒さんは元気よくお口をあけてくれて、首尾よく健診を終えることが出来ました。
健診を終えた感想としては、全体としてはむし歯は年々少なくなってきていることを実感します。
しかしながら一部の生徒さんに偏ってむし歯が多くみられました。残念なことです。
全体的にむし歯が少なくなってきた代わりに、歯茎の炎症(歯肉炎)や歯垢プラークの付着が目立っていました。
また、特に下歯の前歯には歯並びの乱れが目立ちます。中には矯正を必要とする生徒さんも見られました。
年々、むし歯の減少は喜ばしいことですが、その一方では歯列の不正や歯肉炎が見られるようになってきたのは残念なことです。
食生活の変化や生活習慣の変化など様々な要因が考えられますが、よく噛んで食べるという食育の基本を忘れてはいけませんね。