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下顎管に近い水平埋伏歯の抜歯

こんにちは、審美歯科インプラントホワイトニング予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。

先日、左下の親知らずの抜歯がありました。

抜歯がある日は、重なることことが多くて先日も一日3度の親知らずの抜歯でした。

Kさんは初診で来られた時に、「親知らずが生えてきているから歯並びが変わった気がする。」と言っていました。

まずレントゲン写真(パノラマ)を撮って確認したところ、右も左も下の親知らずが真横を向いて生えていました。

Kさん希望で左下から抜歯をしてほしいということだったので、先に左下を抜歯することになりました。

パノラマの写真で確認したところ、下顎管(顎の神経)にすごく近かったので、慎重に抜歯をするためにCTを撮影しました。

下顎管までの正確な距離や親知らずの正確な向きなどをしっかり測って3Dで位置関係を掌握していざ抜歯に向かいます。

まずは、少ししか親知らずが出ていなかったので頭をしっかり出す為にメスで歯茎を切っていきます。

真横を向いていて手前の歯にひっかかってそのままでは抜歯できないので、頭の部分をゼックリアバーで割っていき手前との歯との隙間をつくっていきます。

それから残りの歯をピエゾサージェリー骨からはがしていきながら、今度は横半分に分割していきます。


顎の神経に近いので無理にひっぱると神経を痛めてしまう危険があるので、慎重に横半分に割っていきました。

へーベルを使いながら分割をした歯を脱臼させていき残りも抜歯しました。

抜歯後は、炎症がおきないように中をよく洗浄して縫合をしました。

大きい歯で真横を向いていたため慎重に抜いていきましたが、その間ずっとKさんは口を開けて頂いたので、とても助かりました。

抜歯した次の日は少しほっぺたが腫れていましたが3日後には、すっかり落ち着いていました。

右下も同じような親知らずがあるので、Kさんが11月に抜歯希望をされています。

また頑張って抜歯しましょうね!!


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