みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、上の前歯の歯並びの相談に来院されました。
お口の状態を確認してみると、前歯は少し歯列から前後して生えているのが確認できました。
また、前歯の正中(前歯の中心)に隙間が見られ、右上の2番目の歯は、1番目の歯より前に出て生えています。
治療については、必要であればディスキング(歯と歯の間をペーパーで削ること)は構わないが、抜歯はしたくないとのご希望でした。
まずはマウスピース矯正で、診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療に適した症例です
■平均治療期間:上顎 12回 12~14ヶ月
今回の患者様の場合、約1年で、正中の隙間も左上2番目の整列、また右上2番目の捻転改善される予測となっているようです。
マウスピース矯正においては、患者様の管理の仕方によって治療期間が短縮したり、治療の進捗を大きく左右します。
また、ワイヤー矯正を組み合わせることで、マウスピース矯正だけでは難しい歯列の移動も可能にすることができます!
このように見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね☆