伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、上下の前歯の歯並びの相談に来院されました。
お口の状態を確認してみると、上の前歯が中心に向かって捻転しており、隣合う歯とも少し重なっています。
また、下はスペースが狭いためか、左下2番目が歯列の内側で生えています。
治療については、必要であればディスキング(歯と歯の間をペーパーで削ること)も抜歯も構わないと、治療には積極的なご様子でした。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正、ワイヤーとマスピースのハイブリッドな治療法などを提案させていただき、まずはマウスピース矯正で、診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー可能な症例ですが治療期間が長くなります
■平均治療期間:上顎 18回 18~20ヶ月 下顎 15回 15~17ヵ月
今回の患者様の場合、抜歯はせずディスキングだけで、概ね1年半で歯列が揃う予測となっているようです。
マウスピース矯正においては、患者様の管理の仕方によって治療期間が短縮したり、治療の進捗を大きく左右します。
このように見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね☆