みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、噛み合わせの相談に来られました。
下の噛み合わせの悪さを感じておられるとのことで、お口の中を確認してみると、上顎は左1番目歯が歯列の外側から生えている状態となっていました。
下の前歯は右2.3番目の歯が癒合していました。
ご本人は、マウスピース矯正以外は考えていないとの事。
9歳と年齢も若く混合歯列期のため、マウスピース矯正での治療の可否も含めて見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療に適した症例です。
※診断書の参考画像
しかし、噛み合わせの緻密な調整はマウスピースでは難しいため、歯並びを改善する目的での治療となるようです。
混合歯列期のマウスピース矯正に関しては、基本的には推奨されていないとのことですが、移動自体は可能とのことでした。
その場合、担当医からの萌出のスペース確保箇所等の細かい指示が必要となるようです。
今回の患者様の今後の治療は、保護者の方を含めて方針を決めていくことになると思います。
歯並びにお悩みの方、興味のある方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。