みなさん、こんにちは。
伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、上下の前歯の歯並びの相談に来られました。
過去に矯正をしていたとのことで、目立って大きく不揃いな部位は見られませんが、ご本人は上の前歯2本が少しだけ外に出ている点と、下の前歯に若干の段差を感じるため、そこの歯列を揃えたい…とのご希望でした。
ご本人はマウスピースでの治療が希望で、また必要であればディスキング(歯と歯の間をペーパーで削ること)も構わないと、治療には積極的な様子でした。
まずはマウスピース矯正で、診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療に適した症例です
■平均治療期間:上顎 14回 14~16ヶ月 下顎 11回 11~13ヶ月
今回患者様の場合、少しディスキングは必要なようですが、概ね1年ほどで目標の歯並びに到達できる予測となっています。
気にされていた、前歯の角度も内側に改善できるようです。
患者様の管理の仕方によって治療期間が短縮する可能性も多いにあります。
マウスピース矯正においては、患者様自身の管理も治療の進捗を大きく左右します。
また、移動の範囲が少ないため、下顎のみでも治療は可能との診断でした。
このように、見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね♪