こんにちは、技工士ナカムラです。
七月ももう残り半分となりました。
日に日に暑さが増していく毎日ですが皆さんどうお過ごしでしょうか。
熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
さて今回私は、以前から気になってはいたのですがなかなか読む機会を逸していた本、
「ホセ・ムヒカの言葉」について書いていきたいと思います。
「世界で最も貧しい大統領」として有名なホセ・ムヒカ氏。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この本はホセ・ムヒカ氏のインタビューやスピーチを通して彼の生き方、考え方に迫っていく本です。
彼の言葉には、普通の人なら何も疑問を持たない様な、物事に鋭く疑問を投げ掛ける姿勢があるように感じました。
さて、その内容についてですが全てを書くことは出来ないため割愛します。
そこで私が一番心に残った言葉をピックアップしていきたいと思います。
心に残った言葉といってもたくさんあるのですが、その中でも最も感銘を受けたのが
「貧乏とは、満足できない人のことです。」
という言葉。
お金が貯まる、すると欲しいのを買う、もっといい物が欲しくなる…
この「いつまでも満足できない人」こそが彼の定義でいう貧しい人だそうです。
思わずハッとさせられました。
そして彼はその言葉通り、自分の給料の約90%を地元の慈善事業と所属する政党に寄付しているそうです。
これには大変驚きました。
彼のような物事の考え方が出来るなら世の中の人はもっと容易に幸せになることが出来るようになると思いました。
考え方は様々ですがホセ・ムヒカ氏の考えには納得させられる点が多く存在します。
これからの人生において心を豊かにするためにも見習っていきたいです。
質素で最低限の生活を営むホセ・ムヒカ氏ですが、その心の在り様はとても豊かです。
皆さんも機会があれば是非読んでみて下さい。