こんにちは、広報・受付担当トガワです。
「フッ素が歯にいい」ということはなんとなくみんなが知っていることだと思います。
では実際フッ素は歯に対してどのように良いことをもたらせてくれるのでしょうか??
歯の表面にあるエナメル質は酸に弱く溶けていきますが、唾液の働きによって再石灰化され、簡単にはエナメル質は失われないようになっています。
このエナメル質が石灰化するタイミングでフッ素を摂取すると、強いエナメル質ができるのです!
たとえば子どもの場合。
乳歯から永久歯へと歯は生え換わっていきますが、生え始めの歯というのは未成熟なため、むし歯になりやすいのです。
そこで永久歯が石灰化して作られる期間にフッ素を摂取しておくと、生えたてでも酸に溶けにくい歯が作られるのです!
フッ素はどうやって摂取すればいいのでしょうか?
もちろん、歯医者さんに行くと直接歯面にフッ素を塗布してもらえます^^
むし歯が心配な子は、1,2カ月に1度くらいのペースでフッ素を塗ってもらうと安心ですね。
また、もっと簡単にフッ素を摂取することができます。
それは、毎日の歯磨きです。
最近では市販の歯磨き剤のほとんどにフッ素が入っています。
注意したいのは、フッ素入りの歯磨きで念入りに歯を磨いた後は、ブクブクとうがいを数回してしまうのではなく、1,2回程度で済ませることです。
強く何度もうがいをしてしまうと、せっかく歯の表面にコーティングされたフッ素まで流れてしまいます。
フッ素をうまく活用して酸に強い歯を作りましょう!!