こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今回は前回に引き続き、『トゥルースミラー』を用いて小児を撮影する方法についてお話します。
『トゥルースミラー』のSサイズを使って、検診に来られたお子さんを撮影する場面です。
スタッフを撮影した時と同様に、子ども用の口角器を用いて唇を引っ張ります。
「全然痛くないよ~!!」と大きくお口を開けてくれました♪
撮影の手順は大人の方と同じで、正面からの写真を1枚パチリ!!
それからお口を開けていただいて『トゥルースミラー』を用いて前歯上下左右、奥歯上下左右と撮影を進めていきます。
撮影をしたスタッフによると、歯の並びと平行に鏡を入れるとミラーに自分の姿が写らずにキレイに撮影できるとの事でした。
お子さまだったので、呼気で『トゥルースミラー』が曇らないか心配しましたが大丈夫でした!!
どうやらこのミラーには曇り止めの加工を施しているようです。
ただ小さいお子さまの場合、唾液が多く出る場合があります。
そのような時には時々バキュームで吸いながら撮影をするとよりスムーズに行えます。
今までは お子さんの口腔内写真は、やはりお口が大きく開けられなかったり、呼気で曇ったりと1人では難しい場面が多く、必ず2人で行っていました。
しかし、今回はこの『トゥルースミラー』を用いると1人でこのように9枚も撮影する事が出来ました!!
ミラーの当て方はまだまだ工夫と練習が必要ですが、たった一度のトライでここまで撮ることが出来ました。
患者様に負担をかけず、そしてスタッフにも優しくスムーズに撮影が行える『トゥルースミラー』。
もはやこの『トゥルースミラー』は当院においては無くてはならない存在となってきました。
今撮影した口腔内写真は素早く「歯撮くんplus」に取り込み9枚法で並べていきます。
それをお子様や保護者の方に見ていただくと立派なインフォームド・コンセントが得られることは間違いありません。
ここまでの経過時間はたったの4分です。
いかに短時間でそして良質のインフォームド・コンセントが得られるかお分かりいただけたと思います。
これからも場面に合わせてこの『トゥルースミラー』を当院でも活用していきたいと思います!!
もちろん「歯撮くんplus」はいうまでもありませんけどね・・・。