こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤です。
11月も後半になってきますと、本当に朝晩は涼しくなってきました。
新型インフルエンザもとうとう余戸地区まで広がり、余土小学校・中学校では学級閉鎖があったと聞きます。
うがい、手洗いを励行してしっかりと予防していきたいものです。当院でも診療後の手洗い、うがいの実行、マスク着用(当然ですが・・・)アルコール消毒の強化、室内換気の励行、空気清浄機の強化など心がけています。
さて、今日はチーム医療について考えて見ます。
今日は義歯の不調を訴えて患者様が当院へ来られました。
まず、患者様の訴えに耳を傾けて医療面接をしていきます。
何を患者様は望んでいるのか、どのようにしてもらいたいのか、どのようなことに注意するべきか詳しくお聞きします。
お口の中の資料も揃えていきます。担当衛生士とドクターによる方針の検討、更には技工士を交えて方針の検討をしていきます。
この患者様の例では、一本ぐらぐらしている歯がありましたので、抜歯を勧めましたどうしてもこの歯を残したい患者様の強い希望がありましたので、やむなく歯を短くして磁石による吸着を考えました。
以前にも増してよく義歯がくっつくと喜んでおられます。
この一連の作業は半日で済みます。サービスにはスピードが必要です。
当院では義歯担当のベテラン技工士さんと被せ物やブリッジを専門に作る技工士さんが常時います。そのため、こういった症例にもプロとして日常のルーティーンとして取り組めるわけです。
チーム医療の大切さを垣間見るシーンでした。