こんにちは、広報・受付担当トガワです。
新年明けましておめでとうございます。
2019年になりました!今年も宜しくお願い致します。
さて、新年初ブログはインプラントのお話です。
インプラントは現在たくさんのメーカーから販売されており、アメリカやスウェーデン、スイス等の海外製のものも有名です。
メーカー毎に形にも違いがあり、レントゲン写真で見ると様々な種類があるのがわかります。
インプラントは形だけでなく、埋め込む部位によって長さや直径も変わってきます。
上のレントゲン写真は当院で使用しているAQBインプラントを埋入したものです。
実際の歯も奥歯は太く根っこは短く、前歯は細く根っこが長くなっていますが、インプラントでも天然の歯と同じように適切な太さや長さのものを植立しています。
AQBインプラントでは、1ピース(手術が1回で終わるもの)タイプで太さと埋め込むネジ部分の長さ、歯を被せる土台部分の長さと3種類を組み合わせてなんと33タイプもあります。
外径(太さ)が3mm、4mm、5mm
ネジ部分が6mm、8mm、10mm、12mm、14mm
土台部分が6mm、7mm、8mm、9mm、11mm
から選んで組み合わせることができるので、どこの部分にもピッタリのサイズを入れることができます。
さらに1ピースにはTタイプといって土台部分が太く強度が増し難症例にも対応できるインプラントもあり、こちらも33タイプの組み合わせがあるため、AQBインプラントは1ピースタイプだけでも合わせると66種類もあります。
これを骨の状態や前後の歯、神経との距離を見極めていちばん最適なものを埋め込んでいきます。
さらに1ピースタイプだけでなく、2ピースタイプもあります。
1ピースタイプはインプラントを植立する手術が1回で終わりますが、2ピースタイプは1回インプラントを埋め込んだあと、骨と結合するのを待ってもう1度手術をして土台部分を付けていく方法になります。
骨の量が少なく移植が必要だったり、骨が軟らかかったりする場合には2回法で手術することもあります。
そしてこの2ピースタイプ、ネジ部分だけで12種類と、土台が28種類もあるのです。
このように、簡単にインプラントといってもメーカーによる違いや同じメーカー内でも部位や手術方法によってたくさんの種類があります。