こんにちは、予防歯科とインプラント・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、衛生士カナダです。
先日、私は初めてインプラントのアシストをしました。
初めてということもあり、患者さん並に緊張しました
今まで当院は2回法をしてきたため、今回は院内初の1回法1ピースインプラントの埋入となりました。
今回使用した1ピースインプラントは“Simple is the BEST”のコンセプトで開発されたAQBインプラントです。
1ピースインプラントとは歯根部と支台部が一体化していてつなぎめがないインプラントのことで、ネジの緩みがないので破折する心配もありません。
またこのインプラント体はHAコーティング(再結晶ハイドロキシアパタイト)をしているため骨とよくくっつくそうです。
そして、上部はチタンが水処理されているため歯肉との接着性にも優れているとのことです。
1ピースインプラントなら1回の手術で仮歯まで入れることができ、最短で1ヵ月半で本歯を入れることができるそうです
2ピースインプラントは2回切開を行い、完成までには早くて3ヶ月もかかるそうなので、1ピースインプラントは患者さんにも術者にも優しいインプラントだなと思いました
今回の症例は左下に3本打ちましたが1時間くらいでオペは終わりました。
患者さんもホッとした表情で嬉しそうに院内をあとにしました
以前この患者様はお友達が他院にてインプラントをされて体調を崩され その後もあまり調子がよくないので、インプラントに対して極めてナーバスになっておられました。
そのため、院長は出来るだけ、時間をかけないで、切開のラインも抑えて患者様に負担のかからない方法で手術を終えていました。
今回インプラントのオペに参加して日々医療は進化しているなと実感しました。自分の歯で生涯を過ごせることが一番ですが、もし自分が万一歯を失うことがあれば第一の選択肢としてはインプラントかな。
多くの患者様の歯がなくて困っていられたらインプラントが選択肢の一つとして広まるといいなと思いました