こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
東日本大震災から4ヶ月が経ちました。
余震や、津波などが続いており被災地の方は、まだまだ不安な日々を過ごされていることと思います。
微力ではありますが、私たちも復興のためにできることを一人一人がしていきたいですね!
さて今日は『むし歯予防、シーラント』についてお話したいと思います。
当院では、診療メニューに『予防歯科』があります。
予防と聞くと、フッ素塗布が一番に思い浮かぶのではないのでしょうか?
フッ素塗布の治療のほかに、『シーラント』という治療があります。
シーラントとは、簡単に言うと、奥歯の噛みあわせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防しようという方法です。
フッ素塗布がフッ素の膜によって歯を虫歯から守るのと理屈は同じです。
膜を作る場所と膜にする材料が違うだけです。
シーラントの手順です。
まず『エッチング』と言って赤い液をシーラントをする部位に塗布してよ~く洗浄します。
目的としては、綺麗に掃除をする、シーラントをくっつきやすくするための接着剤の役割があります。
次に、シーラントを歯の溝に入れていきます。
ミラーを使って、きちんとシーラントが歯の溝に入るようにしっかりチェックします。
ポイントは、歯の溝に入れること、シーラントをたくさん入れすぎないことです。
いれすぎても、少なすぎてもすぐにシーラントはとれてしまいます。
処置後はこのような感じです。
歯の溝にシーラントが入っているのが分かるでしょうか??
歯の溝にシーラントが入ることで、むし歯になるのを防いでくれます。
最初にも言いましたが、予防方法としてフッ素もあります。
“歯を強くするフッ素”と“歯を守るシーラント”の両方の働きで虫歯予防が出来ますね。
子供の第一大臼歯は、以前にも述べましたように6歳頃には生え始めてきます。
この時期は、まだ子供が自分で満足に歯のケアをすることができないことが多く、虫歯になりやすいです。
なのでこういった予防がとても重要になってくるのです。
予防のことで何か質問がありましたら、お気軽にスタッフにお尋ねくださいね。