こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
8月ももう後半戦に突入しました。もう9月ですね~。
暑かった温度もこれから徐々に下がってくるそうです!
体調管理に十分に気をつけて、残りの夏を楽しみましょうね☆☆
さて今日は『歯周病』のお話です。
以前のブログで何度か取り上げてきた『歯周病』ですが、もう一度、簡単に歯周病について説明します。
歯周病は歯肉炎、歯周炎を総称する歯肉(ハグキ)のまわりの病気で細菌感染症です。
複数の菌が起因しており、風邪より治すのは難しく、特定のワクチンを使用して治すことは現実的に不可能なのです。
歯周病の一番の原因は歯と歯肉の境目にたまるプラーク(歯垢)中の細菌です。
歯周病が進行すると歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が侵され、ついには歯が抜けてしまいます。
歯周病は口の中の問題だけではなく、さまざまな全身の病気とも関連していることが分かってきています。
まずは、『糖尿病』です。
糖尿病にかかっている人は、そうでない人と比べて、重度の歯周病になるリスクが3倍も高いといわれています。
積極的な歯周病予防を心がけなければなりません。
次に『心臓血管疾患』です。
歯周炎のある人は、ない人と比べて2.1~3.4倍も心筋梗塞などの心臓血管疾患を発症するリスクが高いのです。
歯周炎が重篤であればあるほど、その発症リスクが高くなることもあります。
その他に、『低体重児出産』や『呼吸器系疾患』、『消化器系疾患』、『骨粗鬆症』などの病気とも関連があります。
歯周病が恐ろしい病気だということがよく分かりますよね!!
気をつけなければならないのは、初期のうちにはほとんど自覚症状がなく進行し、腫れたり、痛んだりするような症状がでてきたときには、すでに病状が進行してしまっている場合が多いということです。
早期発見・早期治療のために継続的なチェックを心がけることが何より大事です!!
ぜひ、当院に検診も兼ねてお口のメンテナンスに来てくださいね☆☆