歯のこと

ホワイトニングの原理

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

以前、ホワイトニングの原理について少しご紹介しました。

過酸化水素が水と酸素に分解されるときに、有機質中に含まれる色素を分解して無色化するとお話しましたが、それにはフリーラジカルを利用しています。

フリーラジカルとは、分子のペアの片方が不足し、つねに不安定な状態の電子を含む状態の分子のことです。

フリーラジカルは他の物質にぶつかると連鎖反応を起こして、相手の分子を奪い取りますが、このときに色素を無色化します、

この作用を利用して、変色部分を漂白します。

これにオキシドールが使われるのは、オキシドールが常に不安定で、酸素を放出しやすい分子構造をしており、適正な濃度で使えば人体に無害だからです。

さて、神経を取った歯のホワイトニングには、さまざまな方法があります。

その中のひとつに「インターナルブリーチ」といい、神経を取った歯の髄腔内にホワイトニング剤を封入して歯の内側からフリーラジカルを作用させて色素を分解させる方法がありますが、これについては後日お話していきますね。

関連記事

最近の記事

  1. クリスマスケーキ🎄

  2. 今日のお花 2024/12/27

  3. インプラントオペの症例

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
アーカイブ