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オーバーブラッシング

みなさんこんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は「オーバーブラッシング」についてのお話です。


オーバーブラッシングとは、その名の通り歯を磨きすぎることによって、歯や歯茎を傷つけてしまうことを言います。

過度に力を入れて歯を磨いたり、磨く時間が長かったり、歯磨き粉をたくさん使ったりすると、歯や歯茎が傷ついてしまい、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。

知覚過敏
歯を磨きすぎると、歯の表面にあるエナメル質が削られて象牙質という組織がむき出しになってしまい、それにより、冷たいものなどの刺激で歯がしみて痛くなる「知覚過敏」の症状が出てきてしまうことがあります。
エナメル質は一度削られてしまうと再生できないので、磨くときの力加減はもちろん、歯磨き粉の種類や量にも注意が必要です。


歯肉退縮
本来、歯の根っこの部分は歯茎に埋まっているため、エナメル質で覆われていません。

そのため、歯の質がやわらかく汚れがつきやすいので、オーバーブラッシングによる歯磨きの刺激で歯茎に傷がつき歯茎が下がってしまうと、虫歯(根面う蝕)や知覚過敏にかかりやすくなってしまうのです。

歯肉の退縮などにより歯の根元が露出してしまった人は、露出していない人に比べ、5年後に根面う蝕になるリスクが3倍高いというデータも発表されています。

オーバーブラッシングを防ぐ方法

正しい歯磨きの方法を身につける
頑張って歯磨きをしようとすると力が入ってしまい、歯ブラシを歯や歯茎にあてる力が強くなりすぎてしまいがちです。

一般的に適切なブラッシング圧は100g〜200g程度で、歯ブラシの毛先を歯に当てたときに毛先が広がらないくらいの力加減と言われています。

歯ブラシがきちんと歯に当たっていれば、軽い圧でプラークを除去することができます。

1ヶ月に1回は交換することをお勧めします。

自分に合った歯ブラシを選ぶ
自分に合っていない歯ブラシを使うと十分に汚れを落とせず、また歯や歯茎を傷つけてしまい、口腔トラブルのリスクを増やしてしまうことになりかねません。
口と歯の状態は1人ひとり違うため、自分に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。

磨く順番を決める
磨き残しがないよう、自分で磨く順番を決めておくのがおすすめです。
歯と歯の間や、歯茎との境目、奥歯などの磨き残しができやすい場所に注意し、鏡でも見えない奥歯の外側は、念入りに磨くようにしましょう。


時間をかけて一生懸命歯を磨いても、磨けていないともったいないですよね。

当院では、担当衛生士が一人ひとりのお口に合った正しい歯磨きの方法を指導しています。

お気軽にご相談くださいね。

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